飛越峡合掌ライン(1日目:金沢~五箇山~白川郷)

2016/05/05

自転車旅 輪行

t f B! P L

ゴールデンウイーク後半、天気予報がコロコロと変わり結局出発前日夜まで迷っていた。(去年の津軽半島も同じようなことを書いていたような)
せっかくの連休なので日帰りで行けないところに行こう。
いくつかの候補の中から天気の消去法で白川郷方面に決めた。宿と新幹線も前夜でも取れたので決定!

 1日目:JR金沢駅~白川郷(81km)
 2日目:白川郷~郡上八幡(85km)
 3日目:郡上八幡~JR岐阜駅(63km)


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2016年5月5日(木) 1日目

東京駅発、始発の北陸新幹線かがやきで金沢へ。なんと9時前に着いてしまう。
かがやきは乗車率5%くらいだったでしょうか。途中の駅間でときどき10%くらいもあったかも。
GWとはいえ、翌日仕事の人もいるからかな。まあ輪行部からすると空いてるのはありがたいことなのですが。(それにしても・・・)

金沢駅を出ると意外にも人がたくさん。同じ新幹線から降りたのはこんなに人数いなかったので、別の路線からか。

天気もそこそこよし。早速出発。
金沢大学から富山県境辺りでちょっとしたひと山を越えるが、ワクワクが勝りあっさりクリア。

JR城端線の福光駅前を過ぎると、五箇山の標識。
前方の山々の素敵感たまらない。


城端の街に入ると予定の道路がお祭りのため通行止め。
警備の方に聞くと自転車はいいんじゃないの?と疑問符付きでなんとなくOK。(自転車の人なんていないので決まりがないようだ)
城端曳山祭というお祭りで、なかなか盛大だ。


五箇山トンネルまで、景色を楽しみながらゆるゆると上る。
トンネルは3kmちょっとあるが、幸いにも車が少ないので助かる。

五箇山トンネルを抜け、次の梨谷トンネルの間に梨谷大橋。
来たなー来たよーと叫びたくなるこの景色。

梨谷トンネルを抜けるといよいよ五箇山地区となる。
相倉集落。
当日ツイートしたように、思い出の地だ。
(当日のTweet)
35年前ボンネットバスでたどり着いて以来ぶり。
ちょっと寄ってみようと降りたら、次の日までバスなくて、雪の中村人に宿を紹介してもらって遭難を免れた記憶。
泊めてもらった合掌造りの家もそのままあって、ちょっと感激。 
集落への入口、なんとなく記憶が蘇ってきた。ただ当時は雪に埋もれていたので景色の記憶も曖昧だ。




集落の中を歩いていると、やっぱりここだったよなと記憶が薄っすら蘇る。
最後の写真の家が位置的にも、入口の感じ的にも当時泊めていただいた民宿だと思う。
写真なんて簡単に撮れない時代だったからなんの記録もないけど、ここかな、ここだな。
囲炉裏端で夕飯を食べながらお爺さんの昔話を聞かせていただいた。記憶にだけ残っている思い出。

高台から全景を眺め余韻に浸っていると、ボーッとしている暇なオヤジに見られ、写真を頼まれる、撮ってあげると次から次へと頼まれる。ツアー御一行様が列をなす。
余韻に浸らせてもらえない。ボーッとさせてもらえない。ツアーの添乗員らしき人はそれを見て笑っている。あなたの仕事ではないのかしら?
ということで、余韻途中で逃げるように切り上げる。

相倉集落から途中道路沿いに幾つかの大きな合掌造りの民家を通り過ぎ、菅沼集落に到着。
相倉よりもさらに小さな集落。国道から見下ろせる窪地にひっそりと寄り添う。

飛越七橋で、富山県と岐阜県を行ったり来たり。

そして到着、白川郷。




1日目ゴール。

うろうろしているうちに、残っていた観光客も少なくなり集落の中も静かになってきたが、全景を見下ろす展望台には大きなバイクが20台くらい陣取り、とても自転車を置いて撮影という雰囲気ではない。
まあ、明日の朝また来ればいい。

集落内にある立ち寄り湯でのんびり汗を流し、早めに就寝。

飛越峡合掌ライン(2日目:川郷~御母衣ダム~郡上八幡) へつづく

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還暦おやじが、自転車に乗ってフラフラお出かけしますよ。(たま~にね)

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