福島三春 一本桜めぐり

2015/04/19

自転車旅 輪行

t f B! P L

2015年4月19日(日)


3月末に都内の桜めぐりをしてきた(都内お花見ライド2015)が、今回は初めての福島一本桜めぐり。
いろいろな方のブログで見ていて、いつかは行ってみたいと思っていたが、想像以上の大きさと美しさに感動してしまった。やはり写真では伝わらない空気感の中で見る実物は格別のものがある。
毎年行きたい場所がまた増えてしまった。

郡山駅を起点に郡山、三春をぐるりと一回りしてきた。

上石の不動ザクラ

ちょうど見頃。美しい。
観光客車十数台。ビニールハウスの売店が出ていた。
樹齢350年。

桜見物で渋滞している幹線道路を避けて、こんな素敵な景色の中を走れるのは自転車ならでは。

忠七桜

個人宅の小高い山ににきれいに手入れされて咲く。
観光客数名。
樹齢160年。


五斗蒔田桜

畑の中の丘の上に咲く、孤高の桜といった風情。
観光客もカメラを構えた数名しかいない。
「競うなかれ我はわれされど凛と咲く」と書かれた手書きの看板が置いてあった。
まったくその通りの佇まいは、今日見た中で一番のお気に入り。
丘の上から遠くに見えるのは安達太良山らしい。(カメラマン氏談)
樹齢350年。

紅枝垂地蔵ザクラ

ここは大きな駐車場を備えた有名所らしい。結構な賑わい。
ピンク色が濃くきれいだ。
樹齢400年。

伊勢桜

滝桜へ向かう途中、道路にせり出して立つ。(写真奥の桜)
樹齢250年。



三春滝桜

超有名、日本三大桜のひとつ。
道路はすごい渋滞だが、自転車はまったく問題なし。
園の中に入ってみようかとも思ったが、あまりの人の多さに臆してしまった。
この写真を撮った場所にもベンチがありのんびり眺められる。
・・・はずが、一人でぼーっとしていたのが僕しか居なかったためか、写真を頼まれること多数で、あまりのんびりもできなかった。
その名の通り滝の流れるように咲く姿は圧巻だ。
ただ、日本語ではない超大声の大集団多数のため雰囲気を味わうといった感じではない。素敵な景色は静かに眺めたいという気持ちは、万国共通ではないようだ。残念。
樹齢1000年以上。


込木地蔵桜

丘の上の地蔵堂に咲く。
満開はもう少し先のようだ。
誰もいない。先ほどの喧噪がウソのようだ。
樹齢200年。

芹ケ沢桜

ここも静かな佇まいの孤高の桜といった雰囲気。
農家の方が畑仕事をする丘の上に立つ。
樹齢350年。

かもん桜

八十内公園の丘の上に立つ。
ここも誰もおらず、ベンチで眺めながらしばらく休憩。
曇ってきてしまって、写真では発色がいまひとつとなってしまったが、実物はとてもきれい。
樹齢300年。

常楽院桜

三春町の中の一般の民家の庭先に立つ。
近くまで行ってみようと入って行くと庭に入ってしまった。失礼しました。
樹齢200年。


三春駅と近くの公園。
どこにでも桜がいっぱいだ。きりがないので載せきれません。


雪村桜

竹林の中に溶け込み、雪村庵に佇む桜。
雪村庵は禅宗の画層「雪村周継」晩年を過ごした地とのこと。
人も少なく静かな時間が流れる。
樹齢400年。


天神夫婦桜

デコ屋敷の裏手の高台に咲く。
ヤマザクラとシダレザクラが寄り添うように立っているのが夫婦桜の所以とのこと。
デコ屋敷は観光客で賑わっている。
樹齢500年。


内出の桜

畑の中、小道を山の中に入っていくと開けた所に咲く。
すでにかなり散っていた。
個人所有の土地が公開されているとのこと。
樹齢220年。

一日でたくさんの桜を見ることができた。
自転車で回るのにちょうどよい距離だ。
都内で見るソメイヨシノもきれいだが、シダレザクラの一本桜の大木もまた違った趣があり素晴らしい。

阿武隈川沿いの自転車道を通り郡山駅に戻る。
途中、思わぬサプライズ風景が。

小和滝公園

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福島には、今日回った郡山、三春以外にもまだまだ一本桜の名勝があるので、機会があれば回ってみたい。
しかし、福島、何度行ってもどこに行っても裏切られることがない。訪れる度に好き度が増してしまう。

※樹齢はすべて推定。

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還暦おやじが、自転車に乗ってフラフラお出かけしますよ。(たま~にね)

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