2014年1月12日(日)
昨年、いくつかの偶然と必然が重なり参加させていただいた輪行部。人見知りなのとマイペースなのとで、そうそう一緒に走れる人はいないと(勝手に)思い込んでいて、一人で走ることをそれなりに楽しんでいたが、人と走ることの楽しさを改めて知ることになった年だった。(TwitterとBlogに感謝です)
そして今年も輪行部始動!(但し今回は車載部w)
ナガヤマさん、Jehannotさんとの新年ランが実現した。
お二人ともすでにブログアップ済です。
ナガヤマさん:ダイコン畑の丘陵をゆく/三浦半島サイクリング (2014-11-12)
Jehannotさん:三浦半島
朝、Jehannotさんと共にナガヤマカーにピックアップしてもらい、年末年始のあれやこれやを報告しあっているうちに、デポ地葉山公園に到着。
本日はここをポイントに三浦半島一周の予定。
それぞれ出発の準備。
ナガヤマさんに運転していただき乗ってきただけなので、いつもの輪行とちがって楽々だ。(Special Thanks!)
時計回りに一周のルートなので、まずは東側横須賀方面へ向かって半島を横断する。
海に出たところ、うみかぜ公園で休憩。
ここでナガヤマさんのデジカメが海に飛び込んでしまうというハプニング発生。
一同なにもできず・・・
南国風な海岸通りを走り、観音崎へ到着。
寒波到来と言われていたが、この日は天気もよかったせいか、多くの自転車乗りが走っていた。いや、多くの自転車乗りに抜かれた。気持ちいいくらいさらっと。
海岸線をトレースするように走る。
津久井浜では大会だろうかウィンドサーファーがずらり。
自転車に乗らない人には、こんな寒い日に一日中自転車で走るなんて訳がわからないとよく言われるが、サーファーでない僕には、こんな寒い日に海に入るなんて訳がわからない。などと、わかったようなわからないようなことを言いながら、のんびり休憩。
半島の先端方面に向かい、海から離れきつい坂をなんとか上り切ると、ナガヤマさんの引いてくれたルートを取り込んだGPSマップは脇道へ入るよう指示している。
振り返り確認するとこの道であっているようだ。
大根畑の間を縫うように走る狭い道を進むと、丘の上に灯台が見えてきた。剱埼灯台だ。
以前走った時はスルーしていて、ここまで来るのは初めてだ。
途中、大根を満載にしたトラックから降りてきたおじさんに、昨今の大根事情についてレクチャーを受ける。
三浦半島は有数の大根の産地らしい。また大根の列と列の間でキャベツを育てているとのこと。確かに間に挟まるように植わっている。こうすると大根が霜や風から守ってくれ生育がよいそうだ。
大根-キャベツ-大根の列がずっと続く。
石畳になった路地を逆光に向かって押して上がると、静かな場所にじっと佇むきれいな灯台が現れる。
居心地のよさについつい長居してしまう。
いつもの僕たちのスタイルではあるが。
来た道を戻り、途中大根畑の道でJehannotさんに撮影会をしていただき、昼食予定地の城ヶ島に向かう。
急坂を上ったところで後ろを走るナガヤマさんから声が掛かる。
分岐を入って行くと、毘沙門湾に降りられるらしいとのこと。
迷わず全員一致で脇道に入って行く。
狭い急坂を下ると岩礁の広がる湾に出た。
景色のよさと静かなのんびり感の中で、思い思いに撮影大会となる。
知らないうちにJehannotさんに撮られていた、黄昏る僕。
何を考えていたのかすでに忘れてしまったが、ただただ気持ちのよさに何も考えていなかったかもしれない。
さて、今度こそ城ヶ島だ。
この辺りも大根畑が広がる。おそらくここも大根キャベツ大根だったのだろう。
ちょっとしたアップダウンの繰り返し、道路が海の方向に向かうと、また素晴らしい風景が飛び込んできた。
畑の間を下る道の先に海と風車が見える。
ここも見渡すかぎりの大根とキャベツ畑だ。
迷わず撮影大会が始まる。そしてJehannotさんプロデュースによる自転車人風写真。
実際の雰囲気そのままだ。
いつもいつもナガヤマさんの引いてくるルートには驚かされる。
三浦半島は何度か走っているが、この風景はまったく想像していなかっただけにうれしい驚きだ。
なかなか城ヶ島にたどり着かない。これもまた輪行部らしい。
そして、大橋を渡りやっと城ヶ島に到着。
昼食はしぶき亭。自転車乗りの間で有名らしい。ここまでの楽しさに空腹も忘れていたが、着いた途端に猛烈な空腹が襲ってきた。外に並べられた定食の写真への食いつきっぷりに二人に笑われたほどだ。
食事は質量ともに大満足。自転車乗りへのサービスもありがたい。
満腹になったところで、歩いて灯台へ向かう。
土産物屋の間を抜けて階段を上ると灯台だ。
剱埼灯台と違って、こちらは観光地だけにこんな季節でも人がちらほらといる。
しばらく自転車に乗った後の歩きは脚にくる。なんとなく歩き方がぎごちなくなるのは自転車乗りあるあるか。(というほどの自転車乗りでもないか・・・)
ここからは出発地点の葉山に向かって西側をひたすら走る。
渋滞の車列の横をビクビクしながら走る。端の微妙な段差がどうも苦手だ。
バスや大型トラックもいる。
いつものごとく終盤はみんな無口でひたすら走るだけになる。左手の海にじわじわと日が落ちていくのを眺めながら、デポ地に向かって黙々と脚を回す。それもまた気持ちいい。
4時半ゴール。
なんとか夕日に間に合った。富士山もきれいに見える。
夕日が撮りたいと言っていたJehannotさんも満足のいく写真が撮れたようだ。
よかった。
僕は先頭を引くプレッシャーから開放されて、心地よい疲労が襲ってきた。
自転車を積み込み、帰りもまたナガヤマさんに運転していただき、僕はのんびりと夜景を眺めながらすっかりお客さんとなっていた。
季節も天気も距離もうまく調和した充実した一日となった。
今年も輪行部楽しみだ!
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Jehannotさんに年末年始に帰省した際のおみやげをいただいた。
熊本「浮島神社」の自転車おまもり、山岳賞バージョン!
今年もしっかり峠に上らねば(^_^)v
帰ってから調べてみると、人気がありすぐに売り切れてしまい、なかなか手に入らないらしい。
ありがとうございます!
車載は新しい企画でこれまた良かったです。
返信削除ただ車はその場に戻ってくる必要がありますから、距離やルートを見極めないといけないですね。そういう点では今回うまくいったといっていいでしょうか(^^
今回の旅、振り返れば振り返るほど、剣崎周辺のめぐらなかった入り江にあとから気づき、ちょっと悔しい思いをしています(^^)
行き先考えるのが面倒になったとき、車があいていたらまた行きますか!
>ナガヤマさん
返信削除車載新企画、本当にお世話になりました。
コース設定もほんとによかったです。
まだ隠れた場所いろいろありそうなので、何度も走りたいところですね。
あ、そうそう、聞くの忘れてました。
返信削除3バックポケットと、手ぶらサイクリングはいかがでしたか?(^^)
>ナガヤマさん
返信削除・3バックポケット
想像以上に便利!
ナガヤマさんの四次元ポケットのように使いこなすにはまだまだですがw
・手ぶらサイクリング
さすがにリュックがないと肩が楽ですが、慣れないとちょっと物足りなさ感もww
形にこだわらない派なので、いろいろなスタイルをうまく使い分けられればと思います。
��しかし、僕がサイクルジャージを買うとは・・・)
確かにうっちぃさんがサイクルジャージは…意外な展開(^^
返信削除でも、便利なものはどんどん取り入れていけばいいと思います。
モンベルのアンダーとこのウィンドブレークジャージだけだったんですよね、すごい薄着に見えました(^^;)