2010年7月17日(土)
やってしまった。
一周ぐるりと東京湾。
一昨日の土曜日。
梅雨明けのとんでもなく暑い一日。
連休なのでどこかに走りに行きたいとあれこれコースを検討していたのだが、迷いに迷って前日の夜に決定。
途中で一泊してもよいし、リタイヤして輪行してもよいし、無理はやめようと自分に言い聞かせつつ、ネットでいろいろな人の記録を読み、コースも参考にしバタバタと準備をしているうちにかなり遅い時間になってしまった。
暑さに寝不足は禁物なのだが・・・
6時前にアパートを出発。すでに暑い。
もう少し早く出たかったのだが、出遅れた。
まずは起点と決めた日本橋に向かう。
車の少ない都内は快適だ。
とにかく朝の内に進めるだけ進もう。
06:51
ついこの前も来た、レインボーブリッジの丸のところ。
07:45
六郷橋で多摩川を渡り川崎へ。
渡ったところで休憩をしていると歩道を掃除しているおばさんに話しかけられ、しばし雑談。
ここまでなかなか快調で口も滑らか。
15号をひたすら走り、横浜みなとみらい。
すでに暑くなってきたが、もう横浜かなどとこの辺りはまだまだ余裕。
10:38
向こうに八景島の見える海の公園で休憩。
この時間になると走っていてかなり暑い。水分の補給量が半端じゃない。
まずは久里浜のフェリー乗り場まではなんとかがんばろう。
後は千葉に渡ってからその先を考えよう。
11:42
途中ちょいちょい道に迷いながら三浦半島を南下し、横須賀港へ到着。
ロードバイクのお兄さんたちが結構走っている。
この暑いのによくやりますな。などと感心している場合ではない。
12:59
そして久里浜に到着。着いたのは12:40頃。
ここまで80キロちょっと。すでに普通の一日分を走った。
水分ばかり補給していて食欲があまりなかったが、やはり食べなきゃと無理やり食事をしていると、乗船案内のアナウンスがあった。
写真はバイクと自転車が乗り場前に誘導されたところ。
涼しい船内でしばし休憩。自転車はこんな感じでとっても手際のよいおにいさん達によりとってもあっさりと(雑にともいいますが)固定されています。
自転車が予想外に多くびっくり。15台くらいはいたかな。
数人チームが何組かと、あとは一人旅の方々。
自転車乗りはシャイなのか、それとも単に疲れているのか、お互いに声をかけることもなくひたすら休憩モード。
大量に飲んでいるスポーツドリンクの甘さにあきあきして、船内でアイスコーヒーをがぶ飲み。これが果たして炎天下での長時間運動している体に悪いことなのかどうかもわからないが、誘惑にあっさり負ける。
40分の休憩はあっというまに終了し、千葉県金谷港へ到着。
14:02
乗ってきた「かなや丸」。
すでに僕のざっくりとした計画よりは1時間以上遅れているが、涼しいところで休憩をしたせいか、まだ走れそうなので、行けるところまで行くことにした。
この時点で到着は21時頃かなと予想したのだが、とんでもなく甘い見通しだったことがあとでわかる。
ここから内房沿いのあまり広くない道路をところどころ車の渋滞に巻き込まれながら走る。
でもまだ体は快調、足もある。
15:08
遠くに富津岬が見える海岸に出た。
まだまだ暑いけどピークはすぎたような感じになってきた。
スポーツドリンクの甘さに耐えられず、自動販売機で水を買って飲んだら、うまい。
ついついがぶ飲みしてしまう。このがぶ飲みが最後のへたりに繋がったのかどうか、この時点では知るはずもなく、とにかく水のがぶ飲みでかなり疲れが回復した。(ような気になった)
18:10
五井駅近くの養老川。
ここまで海沿いなのに微妙に海も見えず、途中夏祭りの通行止めで迂回し迷子になりつつ、とにかく単調に進む。
ここで18時はやばいかもと薄々気がついてきたあたり。
でもまだ足はある。不思議だ。なんでまだ走れるんだろ。自分で気がつかないだけで突然ぱったりいったりしないだろうななどと不吉なことを考えつつ、体の隅々のちょっとした変化にも気を配りつつ足を回す。
19:34
千葉市役所前辺り。すっかり暗くなってしまった。
この通りは広くてよいのだが、車がものすごくスピードを出して走るので、暗いこともあり歩道を走ったのだが、ちょっと大きな交差点は横断歩道がなくこんな歩道橋を渡らせられることになる。
歩道も広くて快適なのだが、これには参った。
車道に降りたくても交差点からかなりの区間ガードレールでがっちり囲まれていて車道に出られないようになっている。
安全のためなのかなんなのか。これを次々と渡らせられる歩行者もたまらない。
それとも地元民はこれを避けて裏通りとか通るのかな。
すでに疲れで痺れた頭でそんなことも思いつかず、いくつ歩道橋を越えたことか。
多分これでペースが狂い、一気にきた、ガクッときた、ペダルを回す足はあっても歩道橋を上り下りする足はなかったようだ。
20:15
京葉道路沿いの草の伸びた真っ暗な歩道を進み、なんとか幕張メッセ付近。
腕の疲れか、手ブレがひどい。というかそんなことかまってられない状況。
ここからさらにペースダウン。
足が痛いというわけではないのだが、動かない、というか動かす力がでない。
軽い吐き気がして、非常食ものどを通らない、スポーツドリンクで無理やり流し込む。
途中でがぶ飲みした水のせいか、千葉市内の歩道橋のせいか、あれやこれやの複合技か。
歩道に座り込みしばらく休憩。とにかく休憩。
電車で帰ろうかなとも思ったが、チャリをばらして輪行袋に入れる気力もなくなっていた。
いざとなったらのはずが、ダメじゃん。動けるうちにリタイヤしないとリタイヤもできないことに気がついた。が、もう遅い。
しばらく休んだ後、また走り出してみた。
さっきよりはいい感じ。休憩は大事だ。当たり前のことに感動。
新浦安駅近辺の立体交差で道に迷う。
夢の国で元気をもらって海沿いを行きたかったのだが、方角がわからずうろうろ。
ナビもすでにバッテリー切れ。
そのうち見つけた日本橋方面の標識に飛びつく。
ちょっとショートカットになってしまったか。
標識で不思議と元気が出る。日本橋、大手町方面。
ものすごいスローペースで進む。
ママチャリのおばちゃんにチリンチリン鳴らされ、さっと道を空ける機敏さを保ちつつそれでも進む。
葛西橋、永代橋を渡って、日本橋ゴール。
23:06
16時間44分。189.02km。
この後さらにアパートまで30分。
日本橋-アパート間も入れると200キロ、17時間超えた。
なかなか心臓のドクドクが治まらない。
このまま寝たら、永遠の眠りについてしまうんじゃないかと怖いことを考えながら、一瞬でシャワーだけ浴びて、倒れこんだ。
暑さで寝苦しく5時に目が覚めてしまった。
よかった永遠の眠りにはつかなかったようだ。
いやそうじゃない。もう少し眠りたかったよ~。
起きてみると、体調に特に異変もなく、筋肉痛も特になく、足よりもなぜか腕がだるい程度で、食欲も旺盛。
減った体重が一気に戻る勢いで食べまくりの休日を過ごしています。
こんな無謀な挑戦までして、僕はどこまで行ってしまうのだろう。
ふと自分で怖くなってます。

3 件のコメント:
こんにちは。 初めてコメントします。
��00km超のライド、凄いですね。 しかも小径車で!
僕も先週末、初の東京湾一周やってきました。
あのフェリーに自転車をくくりつけられたシーン、つい撮影したくなりますよね(笑)
うっちぃさんとは逆コースでしたが、スタートが遅かったのと炎天下で辛い苦行でした。
>Muirwoodsさん
コメントありがとうございます!
Muirwoodsさんの東京湾一周記も読ませていただきました。
すごいスピードですね。
26インチMTB仕様とのことですが、ロードバイク並みの速さですね。
真夏に東京湾一周は我々の年代では(と括ってしまっては失礼か^^;)体力的にきついですね。
まあ、さすがに達成感というかやりきった感はありますよね。
うっちぃさん
そうなんです。 いい年して、スピード狂なもんで(笑)
小生もアラフォーを卒業して、50歳に向け着々と年を重ねておりますので、同世代で括って頂いて結構ですが、確かに真夏の東京湾一種はキツかったです。
別記事でコメントしますが、6/12は偶然ながら、小生も江戸サイで関宿城に行ってました。
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